とりあえず、治療は何週かに分けることになっていた。
消毒し、薬をつけ、仮の詰め物を施す。を、根気よく、何度か繰り返す。

オオゴトなのには変わりはない。
一番深く、神経がやられてるから半分くらい、いわゆる、”銀歯”になっていた。
最も終わりに近い、”歯”だ。

二日前に治療してもらって、仮の詰め物が入ったはずだった。
が。取れた、ような気がした。舌で触ったら明らかに、凹んでる。
「あれ？　もともと、そうやったっけ？」
う~ん。来週の診察まで待とうかと思ったが、心配だから、予約して行ってみた。

診察は、数十秒。”勘違い”だった。
「すみません」…。を多用してしまう。
「心配だったら、来てくれた方がいいんですよ」と優しくなだめられた。
舌で触ると、やはり凹んでいる。
つまり、最初からそうだったんだ…。その事実の方がショックだった。

日常に、勘違い、記憶違い、思い込みが、ありすぎる。
そしていつもより、しっかり、高額なお会計だった(-_-;)。

で、いつものように、自信を無くすのだ。
自問自答→自虐。