2019年12月11日 頼りがいのある主治医?
主治医のA部長はいつも忙しそうだ。私の思い違いかもしれないが、あれ?こないだ、こう言ったよね?ということがよくあった。
??なんでだろう??
「あぁ、あの先生、とにかく忘れっぽいんです」。合点はいったけど、憎めないお父さん先生だ。だから”?”がついちゃう。まぁ、少人数で救急科の部長をやってると、さもありなん。緊急科の先生方は、みな頼れて愛すべき存在だ。
失神で階段から転げ落ち、腰や肋骨もおり、気胸まで起こすって、こんな患者見たことない、と。これまで長年救急をやってきたが、こんなにひどい結果になるとは。調節性失神で倒れる場合、大抵は人前だという。考えられる、ヒステリーやノイローゼだと、自然と自分の身守るらしい。だから、きっと他の理由がある、と。
救急科の医師なのに、私の複雑怪奇な既往歴と今後の予後も合わせ、考えてくれている。こんな医師、初めてだった。さすが、総合病院だ。部長クラスの人が紹介するのは、当然部長クラスの先生。
服用している薬の副作用が辛いので、辞めたいという話をしたら、大学でその薬の治験に携わったことがあるらしく、いきさつを話してくれた。
その名は悪名高きデパス。エチゾラムが後発名かな。立ち眩みが頻繁に起こると訴えたら処方された。15年以上前診断された鬱の際にもパキシルと同時に。パキシルの断薬に失敗し、いまだに飲んでいる。デパスは余りにも影響が強いので30日分しか処方できない。自分が治験に携わった薬の服用に、疑問を持っている人はやはり気になったのだろう。