約束された、障害者の記録

闘病<膀胱炎、眼球破裂、肺炎、虫垂炎、鬱、副鼻腔炎、脳梗塞、高次機能障害、緑内障、突発性難聴、鎖骨骨折、神経失調性失神、多発性肋骨骨折、腰椎圧迫骨折、外傷性気胸、骨粗鬆症、坐骨神経症、頚椎症>


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2019年12月27日 心電モニタ植込み手術

受診週間トリの日は”手術”だ。そして、その晴れの日を最後に年が変わる


朝一受診。この日が空いていると言われた、N先生が執刀医として、問診を受けた。若くて、イケメンで、チャラい、という印象だった。が、今までどんな医師からも聞いたことないような、ありがちな症状の確認、質問や、新しい検査の提案が、ほとばしるように出てきた。こんな医師初めてだった。イキイキと話すので、私もノリノリに答えた
子供の頃の既往歴とかまで聞かれた。「肺炎で入院、どの病院ですか?」、そんなこと聞いてどうすんだ?とは思ったが、それで出身地が同じ福岡いうことで話が弾んだ。
科の医師の中でも最も若いが、上昇志向が高いタイプなのだろう。そういう時に、循環器科にかかる患者としては比較的若い私が、難病持ち色んな疾病に悩んでいるという、またとない”好物”が現れたのだろう。保険は効くとは言え比較的高価な、植込み型心臓モニタを入れる患者は珍しいのだろう。
積極的に、事細かくこんな症状ないですか?とか聞かれた。医師としては、恥ずかしげもなく聞けば答える、チャラい患者だったようだ。チャラ男先生とは気が合いそうだ。


いよいよ、手術。と言っても、3㎝くらい胸のあたりを切って、挿入するだけの簡単な処置だ。術後は安静にと提案されてたが、同じ術式を受ける側としては若い部類なので、麻酔かけられて、体内に異物混入されたくらいの意識しかなかったし、実際、平気だった。

術後、受信機の設定を技師が行う。うまくいかず手間取っていた。様々な周波の電波が飛び交う病院内で設定するのが難しかったらしい。その間に、ここぞとばかりに新人に説明をされたが早々に自らリタイア。そのくらい、珍しい出来事なのだろう。ベテラン技師に戻って続きの説明を受けた。ごめんね、新人さん。あんたのせいじゃないとょ...。


2019年は、親子共に病院通いの毎月だった。母のがんをサラーっと告知され、2020年9月現在まで大事には至っていない。
ありがたや。

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