約束された、障害者の記録

闘病<膀胱炎、眼球破裂、肺炎、虫垂炎、鬱、副鼻腔炎、脳梗塞、高次機能障害、緑内障、突発性難聴、鎖骨骨折、神経失調性失神、多発性肋骨骨折、腰椎圧迫骨折、外傷性気胸、骨粗鬆症、坐骨神経症、頚椎症>


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2020年10月23日 精神科受診 ~障害者の正直~

今週は、通院週間だ。同じ総合病院での2日目、精神科
診断書を会社に提出してどう環境が変わったかを報告することに。


これまでのいきさつ。
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「何でそんなに仕事が遅いのか?」との問いに、とうとう障害を盾にせざるを得なかった。視野障害と、高次脳機能障害者あるあるネタを印刷までして、上長たちに見せていた。一人は手に取ってくれさえもせず、理解は一方通行のままだった。
そんな中で、鬱屈としながらの、母の介護休暇、自身の入院による休業が続いていた。


職場復帰後は、パートタイム勤務を受諾せざるを得なかった。ズタズタの精神状態を、平常に保つために、苦渋の決断。細い糸でやっととどまっていた自尊心も傷はつくが、自身が評価不能不良物件なのだから致し方ない。
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診断書提出後、理不尽なプレッシャーをかけられなくなった。何年もかかってやっと理解してくれた…。見た目が普通だからというのが理由の一つだったらしい。松陰寺くん、頼むわぁ、時を戻してくれぃ。本人なのに素人がいくら説明してもダメなんだ。医者の権威ってやっぱすごいゎ。

そら、長年の悩みを一発解決できて喜んでるから、患者の笑顔が見れてやはり嬉しかったのかなぁ。受診中、ずっと私の言葉に傾聴してくれた。
現在は、すっかり与えられなくなった本来の業務の代わりに、DTPソフトのオペレーションを任されるようになった事を説明すると、「へぇ~かっこいい」と言われ少し驚いた。
「こんなに大きな病気やけがをして、そこから何度も復帰して、仕事できてるから、会社としても恐らく、貴重な存在だと思うよ、あくまでも想像だけどね」と。ありがたいお言葉。
でも、出来てればの話。自分自身にダウトなのだ。


企業は、障害者雇用義務があり、頭数分、納付金免除なので、人事としてもウェルカムだろう。私もそう思います…。んが、部署に大切にされないと、そもそも半人前の勤め人としての価値がないのだ。今のところ、自信も自尊心も、自制心もない毎日を送っている。


昨年の11月半ばに入院してから、ろくに通勤できていない。さすがに、気持ち的にも鬱々としてきているので、リモート延長申請はしなかった。そもそも、ここ数か月間、”お荷物社員”の自覚があった。不安だが、出勤して解消したい。
久々の出勤後の様子を、2か月後に診ましょう、ということに落ち着いた。
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「パーフェクトワールド」
再会した初恋の人は車いすの建築士…変わる運命

このドラマは是非、観てほしい。
第4話のはると君のセリフが痛いほどよくわかる。「障害を乗り超えるとか受け入れるとか、何年たっても無理なんだって。みんな平気なふりして生きてるんだけなんだって」。ホント、そう。
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