約束された、障害者の記録

闘病<膀胱炎、眼球破裂、肺炎、虫垂炎、鬱、副鼻腔炎、脳梗塞、高次機能障害、緑内障、突発性難聴、鎖骨骨折、神経失調性失神、多発性肋骨骨折、腰椎圧迫骨折、外傷性気胸、骨粗鬆症、坐骨神経症、頚椎症>


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2020年12月12日 予定外の無限列車乗車

忘れもしない、小学2年の頃。ママ友の家に遊びに行った際。
そこで磁石の様に惹かれてしまった「火の鳥」。銀行員の旦那さんの趣味。迷わず「貸してください」、以来20年くらいかけて、手塚漫画をかき集めた。返せてないからまだここにある。

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私のバイブルになっている。物事はこの漫画で学んだことでできている。だから、ぶっ飛んだ思想の持主なのかな。

それからだ。
今ではオタクの一言で済むのだろうが、好きになったらぶっ飛んだ発想をしていた。
高2で世界一美しい街、パースに交換留学に行った。
調子に乗って、こんなものじゃないと、翌年の夏休みにU2に会いたくて、ダブリンに留学した。
一人旅行に夢中になり、真夏の夜中にカサブランカに到着し、男にお持ち帰りされそうになった。
海外のREMのフェスで窒息死しそうになり、臨時の救急所に運ばれた。
リマでも、危ない中華街の横断歩道に居たところ、バスの車掌の男が赤信号で降りてきて、クリスチャン上司から預かった”御守りの”金の十字架のネックレスとやらをを奪おうとされもみ合いに。信号が青になったので、仕方なく男は仕事に戻った。後々、愛情として本当に大事にされていた、ということを知った。
そんな話は山ほどある。今ならとても考えられない、危険な行為若くて命知らずだったし、急いでいた


37で脳梗塞になり一旦死んだんだ。お花畑で、かぐわしい匂いに包まれた。
だから、怖くなかったのだろう。その後何年も自由が利かなくなる運命というのを、どこかで感じていた。でないと、説明がつかないくらい、無茶なことをした。おかげで、人ってなかなか死なないことを知った。
そして全ての「好きだった」ことに、言語と共に、興味を失ってしまった。


10年も経つと、少しずつ、思い出してきてようやく、映画館にも行けるようになっていた。
先週から、スケジュールをばっちり調べてたのに、今週はお目当だった、手塚マコちゃん監督の「ばるぼら」が夜の上演のみになってしまっていた。大ヒット上映中?ッチ!
ついでだから、4つのスクリーンをジャックしていた「鬼滅の刃」を観ることに。アニメも観たし、楽しみにはしていた。こういうご時世だから、自粛はしていた。


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んまぁ、すごい人気だょなぁ。物語として、よくできている。小さい子がちゃんと視聴に耐えられるのも、解りやすいストーリーだからだろう。キャラクターもかわいいし、かっこいい。
終焉が見えず、実際に目に見えないウイルス、コロナ禍という時代を世界中が課せられ、そのストレスに耐えている多くの人々の心を掴んだんだろう。まんざら、間違ってもないようで、登録している神道家ユーチューバーも、かなりのシンクロ現象を語っていた。
ホントの悪は一つだと、今の所、思った。出てくる人、いい人ばっかだもん。
今は、他人を傷つけないことが、重要なのかもしれない。お笑いも、とがってカッコつけたって受けないもんなぁ。
映画を通してのメッセージは、受け止められたと思う。


特典としての冊子。大事にしてくれる人に持ってほしいから、フリマに出して交通費と映画鑑賞代と、トントンの価格であっさり売れた。私はお国から、社会のお役に立てないという理由で、それなりの援助をもらっている身なので、バスも映画も半額乗車できるのだ。しかも無限。いい加減、考えないとなぁ、我が身の振り方。こんなんじゃ、ダメだ。
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