2019年12月14日 外泊→退院!?
土曜日は外泊!また「酒が呑めるぞ♪」
モーニングルーティンの最中に、たまたま相変わらず忙しそうに歩いてる、お父さん先生に遭遇。(ICUと同じ階だからな。)勇者ならぬ、病人だから弱者。保存もできなかった頃の、ドラクエ初期風で一席。
ジャクシャ:「いたみ▶がまん▶する▶ゲームオーバー(退院)」、この展開が希望だった。
ケンジャ:「そなたには、しんぱいごとがのこっておるがのう▶じゅもん」
ジャクシャ:「もうしばらくがまん(入院続行)」
救急科で3週間の入院は違例の長期入院。(逆に分かりづらかったかな?)
賢者のお父さん先生は、なぜか朝の看護師に退院の指示を出していた!
賢者の心配事は退院後に対応しよう、と考えてたのに違いない。つまり、失神の原因究明だ。私はどうせ、心因性だろうと結論付けていた。いわゆる”心の病”だ。通常の社会生活ができなくなる。まともな人ではない、レッテルが貼られる。経験済みだ。
初めて、そうではない可能性があると言ってくれた方、また、原因不明の失神は、ほとんど、ごみ溜めのように、自律神経失調症と診断して片づけるとおっしゃっていた。それが、本音だろう。
今日、退院ですよね?、と朝の看護師。「えっ?外泊ですけど」。夜勤看護師も混乱してる。あ、そうだった!賢者は忘れっぽくて有名だったんだ!
「A先生はいつもそうなんですよ~」と。迷惑をかけられてるのは看護師だが、なぜかみんな許してる感があった。とは言え、見た目通り優しい先生なんだろうな。
夜勤の春菜似看護師さんが、必死で電話確認してくれた。恐らく、私の為に残業だろう。
どうしたの?と、お姉ちゃん先生。「部長は今日、学会だから多分、出ないよ」と。
退院の指示は医者が出すことになっている。最近の状態を説明すると、「じゃ、私が書いたげる」さすが!たよりになるわぁ~。A部長には、後で話するから、と。かっこえぇ!もともと、指示書も書かずに学会に向かったお父さん先生の「代筆」だし。
M先生、ホントにありがとうございます!私の為に、何度も頭を下げてくれた。そして春菜さん、ありがとう!!
急遽親に退院セットを持ってきてもらったのだった。